プロフィール

こんにちは。

Raise Your Flagの代表、

花岡(はなおか)

と申します。

こちらのページをご覧いただき
ありがとうございます。

せっかくなので少し
ご挨拶をと思ったのですが、

思った以上に長文に
なってしまいました。笑

私は今、

『Heal Shift』

(癒しを通して変化を起こす)

をテーマとしたセラピスト活動を
しています。

そして、変化を起こした人たちに
自分の旗を掲げて欲しいという
思いを込めて、

『Raise Your Flag』

という屋号をそれこそ
自分の旗として掲げています。

しかし、

まさか自分がこの道へ進むなど
全く想像をしていませんでした。

自分の人生を進む中で
様々な出来事があり、

自然と導かれてきたような
感覚を持っています。

まず、そのはじめのキッカケと
なったのが、

息子が先天性の重い病気を持って
生まれてきたことです。

重度の先天性心疾患。

すぐに治療や手術を行わなければ
生きることが出来ないという
状況でした。

私は当時24歳。

あまりのショックに
自分が何をしたらいいのか
分からなくなっていました。

家族のそばにずっといたい。

けれども、

私しか生活の糧を得るために
働くことが出来ない。

今思えば、現実を受け止めることが
出来なかったのでしょう。

息子が手術的治療をしている時も
ICUに入っている時も、

妻に全てを任せ馬車馬のように
仕事に明け暮れました。

妻との関係は悪化していき、

仕事の成果も思うように
出なくなり、

「一体俺は何をしているんだろうか」

と思い詰めるようになりました。

そして、ある日の朝、

出勤してパソコンを立ち上げると、

「パソコンの文字が理解出来ない。。」

そのまま糸が切れたように
動けなくなってしまいました。

私は重度のうつ病に
なってしまったのです。

まともに仕事も出来ないし
生活費さえ借金をしなければ
ならないような状況でした。

うつ病が良くなる兆しもなければ
収入の当てもない。

まさに八方塞がりでした。

そんな中で思ったのが、

私のこれまでの生き方が
間違っていたのだ。

生まれ変わる気持ちで
人生を見つめ直さなければ。

ということでした。

そこから自己啓発や心理学、
ビジネスに関する本などを
読み漁るようになりました。

読み漁ると言っても
文字がまともに理解出来ないので、

見開き2ページを理解するのに
半日以上費やすようなことも
ありました。

しかし、

いくら本を読んだところで
うつ病が良くなる手ごたえを
掴むことは出来ませんでした。

そこでアプローチの仕方を変え、

出来る範囲で少しずつ
身体を動かすように努めてみました。

はじめはベランダに出て
朝日を浴びる。

少し動ける時は人目がない
夜中や早朝などに、

ゾンビのようにうろうろと
散歩をしていました。

すると少しずつ身体が
動かせるようになり、

ランニングや筋トレまで
出来るようになりました。

その後も紆余曲折ありましたが、

少しずつ回復していき
軽く肉体労働がある仕事に
転職して働けるようになりました。

新しい職場でも時間があるときは
筋トレしたり身体を動かして
うつ病が再発しないように心掛けました。

この頃から、

「身体と心には深い繋がりが
 あるのかもしれない」

という思いが出てきました。

そしてある本と出合い
確信を深めていったのです。

その本が、

精神科医をしている
泉谷閑示(いずみやかんじ)先生が
書かれた、

『「普通がいい」という病』

です。

この本の中にある図が出てきます。

引用元:「普通がいい」という病 泉谷閑示 著

泉谷先生は人間を「頭」と「心=身体」と
分けて考えて解説をしています。

ここで注目したいのが、

人の「心」と「身体」の状態は
必ず矛盾せず一致するということです。

私はうつ病の時に様々な本を読み、

一生懸命「頭」に色々な情報を
詰め込もうとしていました。

それでは「心」を癒すことは
出来なかったのです。

しかし、

「身体」にアプローチすることで
繋がっている「心」が回復してきたと
考えることが出来るのです。

現代人は「心」や「身体」の声に
フタをして、

「頭」が発する、

「~すべき」
「~してはいけない」
「科学的には~」

などの言葉に強く
影響を受けています。

私はそのために体調を崩し
苦しんでいる方が多いのではと
思っています。

一方、ちょうどその頃、

息子の体調が徐々に悪化し
元気がなくなっていきました。

高熱や身体の痛みに悩まされ、

身体を動かすことが
おっくうになり、

座って日々を過ごすことが
増えてきていました。

身体の不調が続く中、

息子から段々と笑顔が
減っていきました。

身体を動かす元気がない

気持ちも落ちてくる

身体の状態が悪くなる

さらに動く元気がなくなる

という負のスパイラルに
入っていく様子は
私をとても焦らせました。

私は、「心=身体」という
意識が強かったので、

心と身体が共に衰弱していく
息子の様子を見て、

皮肉にも心と身体の繋がりを
改めて実感することに
なりました。

そしてある日体調が急変し、

何とか一命は取り留めたものの
心不全を起こしてしまい、

いつどうなるか分からない
という状況になってしまいました。

私たち夫婦は深い絶望感を
感じながらも、

「出来ることは全てやろう」

と、友人から教えてもらった
メディカルアロマを生活に
取り入れました。

僕も妻もまだ諦めていませんでした。

身体を動かす元気が出ないのであれば
元気が出るように身体をケアしようと、

来る日も来る日もアロマの力を
借りながら背中や足をさすっていました。

息子もとても心地よく
感じてくれていたように思います。

しかし、その思いも届かず、

2023年11月20日に
息子は13歳でこの世を去りました。

もっと出来たことがあったと
たくさんの後悔が残ったことは
確かです。

しばらく何もする気が起きず、

世界の姿が一変してしまったような
感覚を味わっていました。

生きるとは?
死ぬとは?

人が生きることに
どんな意味があるのか?

私は人生の意味を問わずには
いられませんでした。

ちょうどその頃に
ある本の言葉が
胸に刺さりました。

(私の人生のターニングポイントには
 いつも本があります)

第二次世界大戦中にナチスの
強制収容所に収容されていた、

ヴィクトール・E・フランクルという
精神科医の言葉で、

「あなたが人生の意味を問うのではない。
 あなたは問われる存在なのだ。」

というものです。

自分の病気や息子の病気。

そして、息子の死。

一体何が問われているのか?
自分に何が出来るのか?

私が出した結論が、

癒しを通じて変化を起こし、
自分らしい人生を切り拓く人を増やす

ということでした。

息子は自分の人生を
より良くしたいと
ずっと願っていました。

しかし、あまりにも疲弊していた。

僕はその姿を見て、

行動を起こすためには
まず癒しが必要である

と感じました。

心と身体の両面からサポートし
多くの人に意味を感じられる
人生を送って欲しい。

それが僕の願いです。

自分にどこまで出来るのかは
本当に分かりません。

でも、

様々な経験をした自分にしか
出来ないことがあると信じて、

ちょっとずつ、ちょっとずつ、

Heal Shiftの考え方を
伝えていきたいと思っています。

どうぞ、よろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました