人生に深く苦しんでいる人に「おめでとう」と言いたくなる訳

エッセイ

こんにちは。

最近、ChatGPTに質問
してもらって、

それに答えながら
内面を深掘りしていくという
ことにハマっています。笑

今回もらった質問が、

「本当の意味で強くなるとは
 あなたにとってどんなことですか?」

というもの。

なかなかの難題を放り込んでくるので
2日ほどかけて考えていたのですけど、

僕の中での答えは、

「転んでも転んでも
 立ち上がること」

でした。

僕は過去にうつ病を
患っていた時、

それはそれは惨めな思いを
しました。

大切な家族を守ることも出来ない。

それどころか自分の世話さえ
まともに出来ない。

仕事で期待をかけてくれた人達
からは失望され、

いい大人の年頃になっても
自分の両親、妻の両親に
心配をかけるばかり。

カッコつけて乗ってた
高い車は売り払い、

服も貰い物ばかり。

生活費すら稼げず借金だらけでした。

見栄ばかり張って生きてた分
より惨めさが強調されるような
感覚がありました。

毎日毎日死ぬことばかり考え、

自分が死ぬと家族がみっともない
思いをするだろうと思い、

自分には死すら許されないのかと
悲嘆する毎日。

こんな時ですら自分の見栄が
大切だったんですよね。

そんな中でも、

本当に念仏のように
自分に言い聞かせながら
唱えていた言葉がありました。

それが、

「転んでも、ただでは起きないぞ」

という言葉です。

人から笑われようが
泥水をすすろうが、

何としてでも這い上がってやる。

その気持ちだけは
忘れないようにしていました。

そして、いざ自分の病気が
良くなってきた頃、

周りを見渡して気付いたことが
あります。

それが、

「みんなそこまで強くないのだな」

ということでした。

誰もが自分の心にちょっとした
ウソをつきながら、
なんとか生きていたり、

自分の頭で真剣に考えることを放棄して
誰かの意見に身を委ねたりしている。

そういう姿が見えてきました。

でも、

僕はそういった自分をごまかして
生きる生き方が、

ほんっとうに嫌になったんです。

ちゃんと自分の人生を
自分の責任で歩いていこう。

そう思えたのは、

うつ病の辛い期間が
あったからでした。

そしてその後、

息子を病気で亡くすという
人生で一番辛い経験をします。

さすがに自分の運命を
少し呪いました。

ただ、

僕はちゃんと立ち直る術を
持ち合わせていました。

いや、立ち直るではないかな。

息子の死を昇華し、

全ての経験を人生の糧にして
今までよりも更に前を向く。

息子の死を無駄にはしない
という気概を持てるように
なりました。

第二次世界大戦時にナチスの
強制収容所を生き延びた、

ヴィクトール・E・フランクルという
精神科医がいます。

フランクルは、

戦後、多くの苦しんでいる人たちに
人生の意味を求める生き方を伝えました。

余命いくばくもない人にも、

残された時間にどのような意味づけをするか
伝えて話していたそうです。

僕も真正面から人生の意味と向き合い
求め続ける生き方をしようと
思える強さは身に着いたと思います。

そして何より、

そういう生き方の方が
僕はとても楽しい。

だから僕は、

人生の大きな壁にぶつかり
苦悩し疲弊している人に、

どうしても言いたい言葉が
あるんですよね。

それが、

「おめでとう」

です。

「人生ここからが最高に面白いんだ」

と伝えたいです。

こんなこと言うと
怒り狂われるかな?笑

でも、本心です。

転んでも立ち上がるぞ同盟
つくりたいなぁ。

では。


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