「癒し」を必要としなくなるために「癒す」

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こんにちは。

今日は「癒し」について
少し深く考えてみようかと
思っています。

僕は今、

「Heal Shift」
(癒しを通して変化を起こす)

ということをテーマに
していますが、

そもそもの話、

僕は「癒し」という言葉が
実はあまり好きではありません。

「癒し」という言葉の中に
どこか少し甘ったるいような
ニュアンスを感じるからですね。

癒されたとしても、

その癒しを必要とする
自分にとって苦しい環境に
また戻っていく。

そしてまた「癒し」を求める。

その苦しみの繰り返しを
どこか楽しんでいるような、

背筋がぞわっとするような
感覚を思い起こさせるのが、

僕にとっての「癒し」の
イメージです。

めちゃくちゃ悪い印象ですね。笑

では、なぜそのあまり好きではない
「癒し」という言葉を
自分のテーマに選んだのか?

それは、

苦しみの真っ只中にいる人にとって
「癒し」は必要不可欠なものだと
思っているからです。

その考えに至った背景には
やはり亡くなった息子との
生活が関係しています。

息子は自分らしく生きることに対して
とても貪欲でした。

いつも、

「どうすれば自分らしく
生きられるかな?」

と僕に聞いてきていました。

息子が亡くなる前に
最期に交わした会話の内容も、

自分らしく生きることに
ついてでした。

(僕は、いつものことと思い
 その時真剣に向き合えず、
 今も少し心残りになっています)

息子にはやりたいことが
たくさんありました。

でも、あまりに疲弊していた。

やりたいことをやるだけの
気力と体力が残されておらず、

動けない自分に対して
強い苦しみを感じていたように
思います。

その時にほんの少しの時間でも
息子の気持ちを和らげていたのが、

アロマを使ったマッサージでした。

毎日のようにアロマを背中に垂らし
そっとさする時間を、

息子はとても心地よさそうに
してくれていました。

僕はそういう日々の積み重ねの中で、

「癒しという言葉はあまり好きには
 なれないけれど、

 癒しは必要なのだ」

という考えに至りました。

問題は癒された後に
どのようにShiftしていくか?

動ける自分になった時に
どのような世界へ向かうのか?

つまり、

「癒し」だけではなく、

「癒された後」にどの方向へ
向こうとするのか?

「癒し」と「変化」

この二つがワンセットになって
はじめて前に進む気力が
湧いてくると感じた訳です。

ちなみに僕は最終的に、

「癒し」が必要のない
世界になると良いなと
思っています。

『癒しを必要としなくなる為に癒す』

それはまるで、

犯罪の撲滅を目指す警察官の
ようなもので、

自分の存在意義をなくすために
動いていると言えるかもしれません。

それでも良いじゃないですか。

むしろ、それが良い。

全ての人が自分らしく
イキイキと生きられますように。

では。

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