こんにちは。
今日は自戒も込めて
ちょっと書いてみようかな。
というのもですね、
最近なんか自分が
とても重たい。
あっ、体重ではなくてね。
(体重も重い。笑)
今回言っている重たいというのは、
気持ちとか考え方とかの話です。
思考が色々なところに飛んで
結局同じところをグルグル回り、
最終的に一ヵ所に重力の場を
つくるようなそんな重さです。
まあ、そもそも僕は
重たい生き方というのは
嫌いではありません。
古い映画の話ですが、
『存在の耐えられない軽さ』
という映画の中でも
こんなセリフがあります。
「人生は私にはとても重いのに、
あなたにはごく軽いのね。
私、その軽さに耐えられないの」
これは僕がとても気に入っている
セリフのひとつなのですが、
人は病気や事故などの経験から
ある種の人生の重さを知ると、
逆に軽さが辛く感じたりします。
例えば僕は、
「そんな深く考えずに
楽しまないと損だよー」
みたいに言われると、
その軽さに居心地の悪さを
感じたりします。
でも、
重さだけでは人生が
前に進まないだろうことも
何となく分かっている。
足かせを引きずりながら
ポジティブな未来を描くことは
やはり難しいでしょう。
そんな中で僕が最近感じているのが
タイトルにもある、
「重い荷物を背負って軽やかに飛ぶ」
というイメージです。
足かせごと宙に浮いて
空でも飛んでいるようなね。
僕はこの相反するような状況を
両立出来るのではと感じています。
そのヒントになったのが、
誰が言ってたか忘れたのですが
こんな言葉です。
「繊細で細い。鈍感で太い。
このどちらかと思われがちだが、
繊細で太いもあり得る」
といったものですね。
この他にも精神科医の
泉谷閑示先生は、
「欲望が突き抜けると愛になり、
絶望が突き抜けると自由になる」
といったことも言われています。
このあたりのメカニズムも
面白いのですが、
ちょっと趣旨から外れるので
またその気になったら
書こうかな。笑
ひとつ言えるのは、
一度人生に重さを見出すと
元の軽さには戻れない
ということ。
その重さから目をそらさず
突き抜けていくと、
またこれまでとは違った
重さを内包した軽さを知ることが
出来るだろうということ。
それは人間的な強さとも
言えるかもしれません。
僕は重さも軽さも内包した
強い人になりたいなぁ。
そして自分にしか出来ない
貢献を出来るようになりたい。
もし、
色んなことをしょい込んで
苦しくなっている人がいたら、
どうか、
「重い荷物を背負って軽やかに飛ぶ」
イメージを持って欲しいと
僕は思います。
とても美しいと思います。
さて、僕も重さにつぶされずに
進もう。
では。