早くに亡くなる子はどんな存在なのか?

エッセイ

こんにちは。

今日は少しスピリチュアルな
感じも含めつつ書いてみようかな。

実は今日、僕の中でちょっとした
ショックな気付きがありました。

それは何かというと、

息子が生きていた頃に
僕が息子に接した態度は
少し間違っていたかもしれない。

ということですね。

僕は息子に対して
一人の人間として接しようと
心掛けていました。

それは、

病気と障がいを持った息子を
特別扱いするのではなく、

自立した人として
見たかったからです。

これはこれで大切なことだと
今でも思ってはいますが、

今日聞き流していた本には
これまでの僕にはない
新しい発想が書かれていました。

その本が、

小林正観さんが書かれた、

『幸せな人は知っている
 人生を楽しむための
 30法則』

という本です。

僕は小林正観さんのことは
あまりよく存じ上げないのですが、

恐らく一般的な人が聞いたら
スピリチュアルな感じがする
内容かなと思います。

この本の中に、

早くに亡くなる子は
どういう存在なのかについて
書かれていました。

早くに亡くなる子というのは
何度も生まれ変わりを繰り返し、

肉体としての成長をあまり
必要としないくらい
魂が成長した、

神に近い存在だというのです。

まあ、神様とか生まれ変わりとか
この辺りがスピリチュアルな
感じですけどね。

僕はこういう話を
信じるとか信じないとかの
視点でみるのではなく、

自分に新しい気付きを
与えてくれるかどうかで
みているのですけど、

この話を聞いたときに
率直に感じたのが、

「あぁ、息子は神に近い
 存在だったのか。

 そんな人に僕はなんて
 浅はかなアドバイスを
 繰り返したのだろう」

ということでした。

先ほども書きましたが、

僕は息子に対して自立した人に
なって欲しいと思っていました。

だから、

「仕事とはこういうものだ」

「学校に行けなくても
 自分で生きる術を
 身につけるようにしよう」

「病気や障がいはハンデじゃない。
 お前だけのギフトだよ」

なんてアドバイスをしていました。

息子はその言葉を信じて
色々なチャレンジを
していましたが、

途中からは結構しんどそうでした。

亡くなる直前も、

「父ちゃん、自分らしく生きるため
 俺は何をしたらいいだろう?」

という話をしていました。

その表情は決して明るいものでなく
未来に不安を感じたものでした。

息子のこの最期の表情は
僕の中にいつまでも
チクチクと痛むトゲのように
刺さっていますが、

これは自分が蒔いた種とも
言えるのかもしれません。

そして同時に
とても有り難い気持ちも
湧き出てきました。

息子が神に近い存在だったならば、

僕の下手くそなアドバイスに
ずっと付き合ってくれてたのだな
という気持ちになったのです。

どちらにせよ、

「あぁ、自分はなんて
 ちっぽけな存在なのだろう」

というなんとも情けない
感じがしました。

でもね、

今さら過去を変えることなんて
出来ません。

僕が接し方を変えていれば
息子は長生き出来たか?

最期まで笑顔でいてくれたか?

それも分からないことです。

ただ、ひとつ思ったのが、

損得で動くとか、
わざと何か不自然なことを
するとか、

そういう作為的な生き方ではなく、

自分の心と身体に従った
無為で自然な生き方をしたい
ということです。

もうね、段々と山にこもる
仙人のようになりそうですね。笑

まあ、もしかしたら
本当になっていくのかも
しれません。笑笑

息子は空の上でこんな僕のことを
どんな風にみてるのだろうか?

いつかゆっくり話して
みたいものです。

では。

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